5月よりも多くの参加者があり、前回にもまして皆さんの声が響いていました。今回も七夕の歌に始まり、「海」の歌2曲、「雨」にまつわる歌2曲...と季節を感じる選曲。ただ、「松原遠く、消ゆるところ」の海の歌や「雨が降ります、雨が降る」の雨の歌は、介護者側は年代によって聞いたことがないという人が多く、びっくり! 思わぬところで世代ギャップを感じてしまいました。
後半の、雨の歌2曲をワンフレーズずつ交互に歌うのは、母にはチト難易度高しでした。歌いながら鳴子や鈴を振るだけでも一杯だものね。
最後は懐かしい「知床旅情」を皆で歌って、1時間の音楽療法が終了。
帰り道、「前も来たこと、覚えてる?」との問いに、「うん、そんな気がする」と。2か月前のこと、かすかにでも記憶に残っているのかな。あまり、自己主張のない母にとっても、楽しい時間になっていると良いけど。また、9月も行こうね!
7月9日 14時~15時半 園田公民館にて
「ケアラーズミュージックサロン ぽん」が開催されます。
音楽療法士さんと一緒に、介護が必要な人、そのご家族、みんなで季節の歌や懐かしい歌を歌って手足を動かし、楽しいひと時を過ごしましょう。
参加ご希望の方は7月6日(木)までに
杉原さん(090-92821215 tolorudonyda@gmail.com)
までご連絡をお願いします。
音楽療法士さんによる「ミュージックセラピー」とは一体どんなものなのか???と興味津々&ちょっぴり不安を感じながら、ママンと園田公民館へ。
音楽療法士さんの選曲と組み立てはお見事(すんません、上から目線で)。唱歌から戦前派のみぞ知る歌をうまく選んで下さり、大正生まれのママンは私の知らない「天長節の歌」なるものまで、すらすら歌っておりました。リズムをとりながらゆっくりからの早口言葉や、舌のウォーミングアップで「ウサギのダンス」、「幸せなら手を叩こう」では座ったままでも少しずつ体を動かす工夫がされていて、無理なく自然に体全体のトレーニングができ、最高のリハビリです。
普段ならママンと一緒に歌を歌う、なんて照れちゃうけど、みんなで歌えば大丈夫!! 有意義な1時間を過ごせました。主催の杉原さんに感謝です。
でも、昔ママンが私に歌ってくれた「ウサギのダンス」を、今は私が一緒に歌ってあげている図には、ちょっぴり泣けてきました。
4月の「シングル介護者交流会 in 宝塚」に尼崎市からご参加下さった杉原さんが主催される「ケアラーズミュージックサロン【ぽん】」のご案内です。
5月21日(日) 14時-15時半
園田公民館 学習室6にて
お一人、または要介護者と介護者のペアで500円
音楽療法士さんも来られるので、皆で楽しみましょう!
申し込み 5月18日までに杉原さん宛ご連絡を。
TEL: 090-9282-1215
このところお出かけといえば昆陽池。車イスでも無理なく散歩できるから。他にも行ってみたいけど、駐車のこと、園内の段差...を思うと、私一人では躊躇してしまうのが現実。皆様、どこかおススメの出かけ先があれば教えてくださいませ!
初夏を思わせる日差しにも関わらず、木陰の散歩道は爽やかで、心穏やかな私。ちょっと太い木を見るたびに「大きな木やねぇ!」という30回も50回も繰り返す母に、都度「ほんまやねぇ」と相槌を打ち続けられました。普段ならきっと7-8回目でキレていたことでしょう。
昼食も、車いす連れでは外食は自信がなかったものの、街道沿いのモスバーガーに興味を示すママンのために挑戦!
スタッフの方々やお隣の席のお姉さんが手を貸して下さるなど、皆さんに助けて頂き、てりやきバーガーにコーラというヤングなランチを楽しんだママンでした! 皆さん、ありがとうございました。
4月23日(日)、お天気に恵まれ、さわやかな陽光の下、清荒神から中山寺まで2時間ばかり、のんびり歩きました。
初めて参拝する清荒神清澄寺の参道の珍しいお土産物に見とれ、話も弾み、楽しい半日を過ごして解散のはずが。
午後、欲を出して、希望者で中山寺の奥の院を目指したところ、一転、山登りのコースとなり、体がガタガタ。介護を言い訳に、日ごろ体を動かしていないわが身を反省させられる羽目に。
久しぶりに健康的で有意義な一日を過ごせました♪
「若年性認知症支援連絡会 ひよこの会」さんがぶらぶらまち歩きを開催されます。
4月23日(日)10時~13時
阪急電車 清荒神駅 から 清澄寺、中山寺
を約5キロ程度散策するとのこと。
私も車いすを借りて、母と一緒に参加も考えましたが(若年性じゃないけどね)、少し坂がきつそうなので、今回はワタクシ単身で参加を検討中。
その間、母はいつものデイサービスへ。ごめんよ、母!
桜には少し遅いですが、気候の良いこの時期、皆さんもご参加いかがですか?
今回は当事者4人、と少なめだったものの、皆さん2回目以上の参加で、なかなか和んだ雰囲気でいろいろな話ができました。また専門職関係のサポートメンバーもご自身の介護体験からのご意見も頂け、濃い2時間でした。
内容はリハビリについて、在宅医療の利用方法…と真剣な情報交換から、排泄トラブルのあるある話題やハプニング自慢(?)で盛り上がったり。みんなで笑い飛ばすことができれば、明日からの介護もがんばれそうな気持になります。
介護話に熱中のあまり、今回は写真を撮るのを忘れてしまいました。というわけで、場所をお借りしている「ほっこり庵」さんの外観をご紹介。
次回は2月19日(日)1時-3時 同じくほっこり庵で開催します。
恐れ多くも、宝塚の男女共同参画センターで開催されている7回連続のセミナー「“エンディング”を考える」で、受講者の皆様の前でお話をさせて頂きました。当日は「市内の地域活動の事例」というテーマで、4人の登壇者がそれぞれの活動について語る、というもの。
若輩者の私が何を?って感じなのですが、地域活動をテーマに、知識も経験もない私が「シングル介護者の会」を呼び掛けた経験をお伝えし、貴重な経験をさせて頂きました。
終了後、受講者の方々のアンケートに数々の応援のメッセージを頂き、さらに感激。
いろいろな立場の人が互いに助け合える地域づくりの活動につながれば、と思っています。
今回も、当事者は私を含めて5名、うち新たな参加者2名を迎え、平素の思いを互いに語り合いました。
行政のパンフレットなどを見るとキツく言ったり、要介護者を否定するようなことを言う等も虐待とされるようだが、「きっと近所に聞こえているわ~」と思いつつも、声を荒げてしまうというアルアルも。意外にもこれは女性の方が多いようでした。
現在リハビリ中のお母様が退院されてくる時に備えて研究中とのAさん、当のお母様がなかなかリハビリに積極的でないのが心配、と。効果的なリハビリ方法を模索されていました。
また、現在、無職のBさんは、自分が倒れてしまった場合、周囲に気づかれぬまま...との不安を抱えておられます。なかなかご近所付き合いの希薄な今日この頃、他人ごとではありません。
シングル介護者同志で「何かできること」も考えて行ければいいな、などと思いが膨らみます。...いや、その前に母を”優しく”介護できるようにならなくては!
暑い中、介護(看護)当事者が6名、単身介護経験(卒業)者2名、そして東大阪市からケアマネージャー職、看護師の方がご参加下さり、いろいろ思いを語り合いました。認知症、脳梗塞による障害、疾病...と状況は様々で、その親との関係も様々ですが、いろんな思いを抱えながら、皆さん献身的に介護をされている様子に頭が下がりました。その中で、家族の思いを受け止められる医師が、まだまだ少ないこと。疥癬など、感染しても医師がきちんと診断してくれない、施設側も隠ぺいに走ってしまうケースがあるなど、意外な現実がアルアルだったり、と当事者ならではの話も。
また、ここ数年、国をあげて「認知症」への取り組みは進んでいるものの、認知症がなければ片麻痺で寝たきりに近い状態でも、介護者の負担は理解してもらえない、という声も上がりました。この辺りは、きちんと議論していかないといけないところだと思います。
まだまだ、「宝塚の会」は始まったばかりですが、こういう問題について声をあげて行ける集まりになれれば、と、今後も交流会を続けてゆきます。
今日は、東京のワーク&ケアバランス研究所(WCB)の和氣美枝さんが、Facebookの「宝塚・シングル介護者の会」ページを訪ねて下さいました。これも、「長崎シングル介護を考える会」さんからのご紹介とか。宝塚の一人団体から全国的につながれるなんて、今更のようにITの力に感動。
WCBは幅広く仕事をしている独身介護者を応援するための活動をされています。
例えば、このような「育児・介護休業法を考える~」という...東京で、と言っても今や、兵庫からでもSKYPE参加ができるんですね!生憎、明日、7/16は母の通院で参加できませんが、次回はちょっと覗いてみたいです。
関西ではまだまだ働く(&独身)介護者に対する意識は低い、というか、全くと言っていいほどないですね。
「育児・介護」ってとかく一緒にくくられるけど、介護者って職場でも肩身...何だか狭いです。働く育児ママは明るくお子さんの話ができて、「子どもがあまり食欲がなくて....」というと周囲も心配してもらえるんですけどね。介護の話は、みんなも気を使っちゃうのかな?「うちの母、昨日からあまり食べなくて」なんて話、できないなぁ。
この違いって、何???